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清明(せいめい)

今日は二十四節気の清明です。

草花が生き生きと生命力に溢れだす季節。

例年だと桜が満開の頃ですね。

今日は、曇っていて少し肌寒い1日でしたが、近くまで来たので、靖国神社にお参りしました。

桜は既に葉桜になりかけていましたが青々とした木々のなんと生命力に溢れていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では人の命も元来「清明」であると考えられていました。

「清明」つまり、清らかで明るいという事です。

元々の命はどんな人でも生まれた時は清らかで明るいのです。

 

人間誰しも、人を恨んだり妬ましく思ったりすることがあるかもしれません。

時には心のお掃除をして、清らかで明るい命であるという事を思い出してみるのも大切です。

そんな時に役に立つのは、自然に触れること。

本当にこの芽吹きの季節は木々に触れるだけでも命が癒されます。

私たち人間も、この自然の循環の一部であるという事を感じて。

 

生きていれば、意地悪な人、悪いことをする人、いろんな人に出会うと思います。

全ての人は、本来清らかで明るい命なのだということを思い出してください。

相手を攻撃してしまう人は、とても弱い人なのです。

自分を守ろうとするあまり、相手を攻撃してしまうだけ。

だから、どうかそんな人を責めないでください。

礼節(マナー)とは、相手も一つの清明な命である事を認めて尊重することです。

責めないで受け入れる事も礼のうちです。

 

そんなことが広がった時に平和な社会が来るのではないかと思います。

清明

4月4日は、二十四節気の「清明」です。(年によって4月5日)

今日は、その暦通りの清々しく明るい1日でしたね。

 

「清明心」というのは、古来から日本人が大切にしてきたものです。

「清き明(あか)き心」とは、

お互いに心に含むところなく,素直に真情で付き合うこと。

人とも自然とも「融和」することです。

マナーの根幹に関わる思想です。

 

私達は、そんな「清明心」を大切にするご先祖様の

血を受け継いでいます。

私達、お祖父さんやお祖母さんといった

顔を見た事のあるご先祖様だけでなく

それぞれに両親、そして祖父母がいて

さらにその方達にもそれぞれ両親がいて…

 

気の遠くなるような命の連鎖の果てに

私達は存在しています。

そして、その命は須らく清らかで明るいものなのです。

 

草木が芽吹くこの季節は

命の誕生のような生命力に包まれていますね。

 

どんな人も、一人残らず全ての命が清らかで明るく

貴いものなのだと

今日はそんな事を思う日なのかもしれません。

 

どうか身近な方の命を慈しんで

道ですれ違った見知らぬ方の命も慈しんで

無限の命の繋がりを感じてください。

 

この世の命が一つでも

粗末に扱われる事のないように祈っていてください。

 

そして、「清き明き心」を忘れないよう

「融和」とともに大切に育んでいきたいものです。

 

中国では、この日は「清明節」といって、

祖先のお墓の草むしりをして掃除をするそうです。

そのために「掃墓節」とも呼ばれる、日本のお盆のような日とのこと。

 

祖先に思いを馳せ、命を慈しむという意味では

日本も中国も一緒ですね。