Archive for 暦・節供

啓蟄(けいちつ)

今日は二十四節気の啓蟄です。

『啓』はひらく

『蟄』は土篭りする

冬眠していた生物が土から出てくる頃

と何十年か前に国語の先生に教わりました。

午前中、家の近くの神社に行きましたら、

いかにも土の中から虫が這い出してきそうな啓蟄らしいお日よりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔の子女教育では、会食などの際の会話は

『花鳥風月』についてお話するのが良いとされていました。

 

ちょっとご近所の方に出会ったときに、ふとお天気のお話をするのが日本人。

それを笑う方もいますが、実は誠に風流な躾の名残なのです。

二十四節気は農耕民族に欠かせない暦ですが

暦を知っていれば、

晴れてる曇ってる、暑い寒い

という以外にももっともっと話題が広がりますね。

 

 

3月17日(土)和食のマナー講座を西新宿にて開催いたします。

ワンランク上の所作を身に着けたい方、ご参加をお待ちしております。

3月17日(土) 和食のマナー講座

 

上巳の節供

3月3日は、五節供のひとつ上巳の節供です。

上巳というのは、上旬の巳の日のこと。

聞きなれない方も3月3日の「桃の節供」と言えばおわかりになるでしょうか。

お雛様を飾る女の子の節供として知られていますね。

 

でも、元々は女の子の日ではありませんでした。

水による禊(みそぎ)の日だったのです。

いわゆる流しびなというのは、現在でも行われている地域があります。

この日に、人の形をした紙に名前を書き、川に流して厄を祓っていました。

そこから、お人形遊びを女子がするようになり、お人形作りも盛んになっていたようです。

 

元々の意味を重んじて、目鼻口のない紙のお雛様を用意するという方もいらっしゃいます。

また、桃を飾るのは中国から伝来した頃からのようです。

桃の枝は邪気を祓うと言われていたそうです。

 

旧暦の3月3日は季節の変わり目ですので、疫病が流行ったり、体調を崩すことが多かったそう。

昔は現代のように医療は発達しておりませんので、本当に命取りだったのです。

ですから、そういった厄災から身を守るために、こうした行事を行って禊をしたり、

神様にお供え物をして、健康と長寿を願っていたのです。

 

 

 

お雛様、こんなふうに紙で作ることも出来ますよ。

薄橙色の女雛にはお扇子、薄緑色の男雛には笏を持たせました^^

立春

2月4日は二十四節気の最初「立春」です。

春が立つ日。

まだまだ気温は低いのですが、先日の小雪の日に訪れた椿山荘のお庭では

桜の花がもう蕾をつくっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから、どんどん春めいてくるのでしょうね。

色んなところで春を発見出来そうで、何だかワクワクします。

この時期になると、セリや菜の花、芽キャベツを使ったお料理が食べたくなります。

それにフレンチレストランではホワイトアスパラガスが出てくるのが楽しみです。

私は食べ物で感じる季節が一番シックリきますね。

 

そして、今日は節分でした。

自宅がマンションなので豪快に豆まきが出来ないのが残念ですが。

その字の通り、季節を分けるという意味。

元々は、立夏、立秋、立冬の前日も季節の変り目で「節分」と言っていたのが

1年の始まりにあたる立春の前日だけ残ったそうです。

 

明日からフレッシュな気持ちで新しいことを始めたくなります!

新しい1年が始まるつもりで、お正月の出だしをしくじった方は(笑)

立春から仕切り直してはいかがでしょうか^^

« Older Entries Recent Entries »